背中への軽い衝撃とともに、暖かい何かが佐助を包む。首を回して確認すると、それは佐助が愛してやまない主、ルークだった。彼は体を締め付け顔を背中に押し付けてくる。
「寒いからっ。寒いからくっついてるだけなんだからなっ!」
「はいはい。そういうことにしといてあげるよ」
 本当は甘えたいのだろうが、指摘したところでルークは絶対に認めない。とことん素直になれない性格にももう慣れてしまった。
 最初は腹を立てたものの今では可愛いとしか思えない性格に佐助は笑みを零す。そして簡単にルークの腕から逃げてみせながら、ルークに向かって両手を広げた。
「でもどうせなら、俺様こっちの方がいいんだけど」
 俺様の胸に飛び込んでおいでー、と冗談めかして言えば、ルークは顔を赤くして躊躇う。
 佐助が内心デレデレになっていることには気づいてもいないだろう。
 しばらく迷ったあと、結局ルークは佐助の腕の中に飛び込んだ。しっかりと抱きとめそのきれいな朱色に顔を埋めて、佐助は嘆息する。
「まったく、いちいち可愛いんだから、俺の姫さんは」
 耳まで赤くしたルークがうるせーと呟くも、まんざらでもなさそうな嬉しげな声音だった。






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佐助とるーくんの組み合わせって萌えますね。
オカンには幸村の世話だけでなくてるーくんの世話もしてほしいなぁ……