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俺様の恋人は、首先までの毛先にいくに向かって赤から金に変わる髪がとても綺麗で、ちょっとした仕草がいちいち可愛くて、強がってるくせに甘えたな年下の男の子なんだけど。 「佐助、風呂あがったぜ」 最近俺様の理性を試すようなことばっかりするから困ってるんだよね。 はあ、とため息をついて、ルークを手招きする。雑に拭かれた髪を風邪をひかないようにちゃんと拭くためだ。 素直に縁側に座ったルークの髪をわしゃわしゃと掻き回す。大雑把な性格のせいか綺麗な朱色は多分に水を含んでいる。 風邪をひくって口を酸っぱくして言っても、ルークは一度だって聞いてくれたためしがない。 それに、着物のことだって。 「ルーク、ちゃんと着物着て上がって来てっていつも言ってるよね?」 湯浴みを終えたルークは毎回上半身裸で出てくる。腰布は巻いてるんだけど、体を拭く手拭いを首にひっかけるという俺様を誘ってるとしか思えない格好で。 俺様はどうにか理性を押さえて手拭いで髪を拭いてあげるってわけ。 「だって暑いし」 「あのね、いくら夏だからって甲斐の夜は寒いんだよ。風邪ひいたらどうすんの」 「ひかねーよ」 その自信はどこから出てくるんだか。 呆れたため息をつくとルークはむすっとした表情で顔を背けた。子ども扱いされて拗ねてるのとはちょっと違った表情に見える。 内心首を傾げながら髪を拭いていると、朱色の髪から覗く耳がその髪の色と同じく赤くなっているのに気づいた。ぼそぼそと声が聞こえてくる。 「もし風邪ひいたら、佐助が看病してくれんだろ」 思わず手を止めてしまった。 ちょっと何この可愛い子! 勢い余って抱きしめたがルークの素肌に触れてしまって慌てて身を引く。湯浴みをした後のさっぱりしたルークの匂いが鼻腔をくすぐって、どうしたって変な気が起こっちゃうし。 「佐助?」 「な、何でもない。ほら、髪拭き終わったよ」 背中を押して終了を伝える。ルークはやっぱりどこか不機嫌そうに鼻を鳴らした。 「バーカ」 「は?」 聞き返すけどルークは答えない。俺様の手から手拭いを奪い立ち上がり、潤んだ目で俺様を睨みつけてきた。 そんな顔されちゃ誘ってるとしか思えないんだけど。 「佐助のバカっつったんだよ!」 カチン、ときた。 いくら可愛い恋人だとしても、意味もなく馬鹿って言われたら腹が立つのは当然でしょ? 不機嫌を前面に押し出して俺様に背を向けるルークを、腕を取って引き止める。 引き止められるとは思ってなかったんだろう。驚いたルークの表情が目に入った。 そのまま取った腕を引いて、ルークを近くの壁に押し付ける。片手を高いところで拘束して、もう片方の手で逃げ道を塞いだ。 「ルーク、言っていいことと悪いことがあるんじゃない?」 びくり、とルークの体が震える。 凶悪な気分になるのを自覚しながら首筋に顔を埋めて柔らかい肌を舐め上げた。上半身は着物を着ていないから簡単に触れられる。 ルークはあられもない声を上げた。 「こんな悪い子はお仕置きかな」 とはいうものの、俺様とルークは一度だって夜を共にしたことはない。 戯れに肌に触れることはあるけど、最近は俺様の我慢がきかなくなるからそれとなく断ってるし。 大切にしたいって思ってるから、そこらの女と違って軽々しく抱けないんだよね。 なーんて冗談……と言おうとした瞬間、ルークの声が耳に届いた。 それは俺様の努力を打つ砕く力を持った言葉。 「すればいいだろ。お仕置きくらい……!」 顔を上げるとこれ以上ないくらい真っ赤になったルークの顔。 これってもしかして、もしかする? 「そんなこと言われると本気で襲うよ?」 「襲えよ……っ」 返ってきた答えに俺様はにんまりと笑って、このところ長らく触れることのなかった形のいい唇に喰らいついた。 +++++ ED後戦国世界にやってきた短髪ルーク、今回は佐助エンドで(笑) ちょっと佐助がヘタレっぽい感じで。 でもやっぱり裏に走るというオチ←だから書けないんだって。 誘い受けにならない誘い受けなルークが可愛い可愛い可愛い……! 私だったら理性なんか吹っ飛びm(自主規制) なんかこう、ルーク主人公の恋シュミ作りたいです。 無理だけど。 |